140字以上

140字には収まりきらないこの気持ち。

生りゅうちぇるを見て来た時の話3

さて もうすぐ1時である。

言い忘れたが 1時は集合の時間で、1時半くらいにイベントがスタートだった気がする。

 

指定の場所に着くと、女の子たちがまたしても整列させられていた。

聞くところによると、整理券の番号順に自主的に並ぶ制度らしい。番号を各々で確認し合って、列に入っていくのだ。

「え なにこれ自分たちで確認して並ばなきゃいけないの?笑」という声が聞こえてきた。同感である。

しかしここまで来てしまったので、言われた通りにやってやろうではないか。

 

すると、少し離れたところに中高生よりは 年上のような女の人がいた。

なんだか見覚えがある気がして、かなりじっと見てしまった。

…おそらく学生時代の後輩では なかろうか。オシャレベルがとても高かった。私の勘違いで無ければだが、まさか ここで知人に遭遇するとは、とんだ誤算である。

声はかけられなかった。空耳かもしれないが、向こうも気づいたような感じがした。そら めっちゃ見てしまったからな。

相変わらず 感じの悪い先輩でごめんなさい。Kさん、とても可愛くお洒落に成長しましたね。先輩は怯みました。

 

さて 整列が済んだところで、いよいよステージの前に陣取る時がきた。

整理番号がわりと早かったこともあり、2列目に並ぶことができた。

2列目に並べたは良いが、目の前の人の背が結構高い。これはちゃんと見れるかな…まあ上手く避けて見るしかないな。と心の整理をつけたところで、私の後ろの人が「前の人めっちゃ背高くない?見えないんだけど」とご友人に仰る。結構何度も言うし、声もデカイので 前の人もなんか嫌そうな顔をしている。

止めなさい…!物理的に間に挟まれた、私の心がしんどいでしょう…!

こういったイベント時、背の高い人が1列目になったら ちょっとしゃがむなど暗黙のルールはあったりするのだろうか…知らん。

 

ステージ前のすし詰めが終わると、周りにも見物客がかなり集まってきていた。私も普段は、誰かを目当てにこんなに朝早くから頑張ることなどなく、そうやって芸能人の気配を感じた時だけ集まるタチだが、こうして朝から頑張ってみると、こうして野次馬は集まるのか〜と初めて見る光景に感心した。と同時に、自分が朝から頑張っている分、自分より途中から来た人に、ステージがよく見えるようなことがあったら嫌だなにどと思ったりした。

よくネットで行われる、ファンの中でもにわかだなんだという論争はこうして起こるのかと、またしても感心した。

 

〜そうこうしてるとりゅうちぇる登場〜

 

ステージのすぐ横のテントから、彼らは出てきた。

テレビとおんなじである。ただ りゅうちぇるは、身長170センチ台なだけはあり、思っていたよりでかい、という印象を受けた。なんとなくかなり華奢なイメージがあったが、そこは普通に男の子な感じがした。

この日のコーデは、ナスが好きなエアロビボーイらしい。

 

眠いので、つづく。